>>1ログ

ロードバイクでゆるポタした日々の記録です( ´∀`)

2024年、第12回ハルヒルに参加してきた話

◯はじめに

2024年5月12日(日)群馬県高崎市で開催された第12回榛名山ヒルクライム in 高崎、通称『ハルヒル』に参加してきました。コースは初心者コース、榛名神社コース、榛名湖コースの3つがあるのですが、参加したのは榛名湖コース。結果タイムは1時間1分36秒と、目標にしていた70分切りはできたものの、もう少しで1時間切りができたと思うと悔しい結果となりました。反省点、改善点含め大会に参加するまでに準備したこと、大会前日、当日にしたこと等記しておきます。次回参加する自分のため、これからハルヒルに参加する誰かのため。


f:id:ichirog:20240515185727j:image

1時間切れない結果は、20代の参加者だと300人中200位ほど。みんな早いねぇ。

 

 

 

◯大会までの準備編

大会に参加するために必要なこと‥体力づくり?機材のグレードアップ?もちろんそれもありますが、一番はそう、エントリーすることですね。Runnetから申込と入金確認を行って一安心です。入金時のオススメはクレジットカード決済です。コンビニ支払いはやめておきましょう(1敗)

2024年は1月20日にエントリー開始されましたので、次回以降も1月中旬〜下旬にエントリー開始されると思います。

 

4月中旬頃、ハルヒル運営より封筒が自宅に届きます。中身はハルヒルの案内、下山用荷物を入れる袋。

荷物袋は大会前日に預けると、大会当日、榛名湖で受け取ることができる袋です。中に入れておくべきものは下山する際用いる装備です。榛名湖付近は割と冷えると聞いていたので冬用ウェアなどを入れたり。実際のところ、大会当日の天気は曇り。スタート地点の気温は22℃程度でしたが、榛名湖は15℃程度‥だった気がします。遮るものがないので風が吹き付けると肌寒く、夏用のウェアだと冷えました。下山用荷物については別途まとめます。

 

◯大会前日について

ハルヒルの舞台は群馬県高崎市。ということで高崎までの移動は輪行をチョイス。最寄りの登戸駅から高崎駅へ向かうルートの中で、最も乗り換え回数の少ない、登戸駅〜川崎駅〜高崎駅ルートを選択しました。乗り換え内容としては南武線で川崎、川崎から上野東京ラインに乗車し高崎まで。上野東京ライン高崎行に乗車するコツとしては、最も横浜寄りの15両目に乗車することですね。先頭の東京寄り1両目〜5両目は籠原駅で切り離されてしまうので、もし乗車してしまうと輪行袋を持って移動する手間が生じるためです。

輪行といえは毎回悩むのが、列車に乗るたに輪行袋をおけるスペースを確保しないといけないこと。

毎回先頭車両、または最後尾の車両乗車位置まで移動することと、乗車するまで輪行袋を置けるスペースが空いているかわからないドキドキと向き合わないといけないのです。

そして移動とドキドキは乗り換え回数が増えるのに比例します。正直減らしたい。なので、料金が少し高くなっても、乗車時間が少し伸びても輪行するときは乗り換え回数の少ないルートを選ぶようにしています。‥移動ルートが一つである場合や緊急時は除きますけども。

 

登戸から約3時間30分ほどで高崎駅到着。ハルヒルは前日受付を榛名体育館か高崎駅東口特設コーナーで実施可能なので、高崎駅で受付すると楽です。


f:id:ichirog:20240514191749j:image

また、下山用荷物を高崎駅で預けることも可能です。さらには自転車をトラックに預けて会場まで持っていってもらうことも。ただし、自転車を預けた場合、会場までシャトルバスに乗って移動する必要があります。※高崎駅から榛名体育館まで約45分。

前日に自転車を預けるメリットとしては、当日自転車預けをする手間を省けること。係の人曰く、当日の朝は自転車預けをする人の行列ができるとのこと。実際大会当日は自転車預けをする人の列ができてました。

 

ということで自分は大会前日の自転車預けを選択。シャトルバスに乗車し、榛名体育館近くのスペースで下車。その後、榛名体育館の自転車預けスペースまで移動し、自転車を預けました。預ける際、本人確認のため名前とゼッケン番号を聞かれるので、ゼッケンを持参しておくことをオススメです。私はゼッケンを持参してなかったので、名前と住所で本人確認していただきました。自転車を預けた際、自転車に針金でタブをくくりつけ、半券を持参します。翌日自転車を受け取る際半券を係の人に渡すので、忘れないようにしましょう。


f:id:ichirog:20240514191702j:image

トラックに丁寧丁寧丁寧に梱包されて会場までドナ・ドナされる愛車。輪行袋のまま預けることも可能です。

 


f:id:ichirog:20240514192112j:image

自転車を預けるのは体育館の一室のなか。とはいえ念の為鍵をかけておくと安心です。にしてもすごい台数です。自転車の展示会場かしら。

 

また、今回予約していた宿は東横イン高崎駅西口1。

受付会場は東口なので反対口になってはしまいますが、高崎駅から徒歩5分の好立地。お値段は会員価格で6,800円。チェックイン前や、チェックアウトした後でも荷物預け可能の親切な宿です。オススメ。
f:id:ichirog:20240514192704j:image

14階の部屋から見える景色も良いものです。どの部屋泊まれるかはランダムではありますケド。

 

それと高崎駅西口にはイオンスタイルがあるので、朝食や補給食の調達が可能です。ただし、前日の時点でおにぎりは自転車乗りによって狩り尽くされてました。恐るべし自転車乗り。

 

ここからは雑談。高崎駅輪行解除し前日受付をしているとたたみすさんと合流。事前にオークリーのアイウェアをお得価格で譲っていただけるとお話していたため、前日にNEWアイテムをいただけました。早速レースで使用したところとても使い勝手が良かったです。ありがとうございました!

また、会場で自転車を預けた後体育館にてみずさんと合流。物販コーナー巡りにお付き合いいただけただけでなく高崎駅まで車で送っていただけました。物販コーナーでオススメいただいたRLの靴下、大会当日に履いてみたところ具合の良いのなんの。色々お世話になりました、ありがとうございました!

それと高崎駅にてあまにたさん、とすてむさん、みずさん、らんらんさん、ジエジルさん、佐元さん、よしみつさん、fuminnnさん、すぺさん、カルカルさんとでパスタのお店、はらっぱさんへ。スープ特盛のパスタはもはやラーメン。麺を大盛りしたところスープの下から無限に湧いてくるかのような量で大満足。次食べる時は普通盛りにします。ご一緒してくださりありがとうございました!

 

◯大会当日について

当日は朝3時に起床し、前日高崎駅前のイオンスタイルで購入した白米と味噌汁を食べました。バナナは買い忘れました。反省。

食後、着替えに荷物整理をした後、チェックアウト手続きと東横インフロントにて荷物預けを行い、4時40分頃高崎駅からシャトルバスに乗車し榛名体育館へ。

東横インに預けたのはホテルで使用した衣類を詰め込んだサドルバッグ、充電器やサンダルを入れておいたフロントバッグ、貴重品を持参する際用いたウェストポーチ。

会場へ持参したのは自転車につけるGarmin、GoPro、スマホ、財布、シューズ、ヘルメット、いろはす、のど飴。これらは当日預け荷物袋に入れて会場へ。

 

さて、シャトルバスによる会場移動についてですが、当日は交通渋滞が発生していたため、前日走っていないルートで体育館へ移動。Googleマップを開くと、体育館と反対方向へ進路を変更し移動している様子を見て「どうなるんだこれ」と思っていたのは内緒。4時40分のバスに乗車し、会場には5時20分頃到着してました。

 

バスを下車した後、榛名体育館で自転車を回収し、不要ないろはすやのど飴などを詰めた袋を、当日荷物預けコーナーに預け、選手集合地点へ移動。でもってRice Onジャージを着ている皆さんの元へ合流すると、私もRice Onジャージを着ていたこともありテレビ局の取材を受けました。放送されるかな?かな?

 

さて、私は今回第8ウェーブでの出走だったのですが、レーススタート移動まで大体1時間程度待機することに。手洗いに向かったり、写真撮影したりするも‥やっぱり手持ち無沙汰。会話していたいなぁ‥と思っていたところtoshiさんとお話できたのはありがたかった‥。ありがとうございました。

 

レーススタート地点までは亀並みにゆったりとした進行。第1ウェーブが7時にスタートしている中、我々第8ウェーブは7時30分頃のスタート‥のハズでしたがスタートしている地点近くにある手洗いによっていたため、いつの間にか第11ウェーブスタートの皆さんとご一緒することに。確か7時45分頃ですね‥。次回の反省点は、手洗いは事前に済ませておく、です。

ここまでをまとめると、食事してから約4時間半後にレーススタートする、ということです。


f:id:ichirog:20240515190322j:image

スタートの号令までの待機時間で撮影もできたり。

 

◯レース展開について

第11ウェーブだとスタートしてからひたすらマイペース‥といいつつ、沿道の応援もありどんどん他の選手を抜いていくペースで進むことに。正直抜くのは楽しかったです。ハルヒルは沿道の応援の声がトニカク大きいし、応援してくれる方がいるのが嬉しいのなんの。こちらからもブンブン手を振りながら加速してました。そして手を振りつつ、計測開始地点を超えてからGarminのスタートボタンを押し忘れていることに気づくのでした。来年はスタート地点でボタンを押しましょうね。

 

さてさて。初心者コースゴール地点の一の鳥居は平坦区間、かつカメラマンが居たので加速。踏みどころさんです。榛名神社までは給水しつつ斜度8%程度の坂を耐える区間。後ろから来た人について移行したら千切られました。

榛名神社の鳥居からちょっとだけ平坦なのでここでも踏み込む。踏み込んだ先に待っているのは14%の坂。ここもひたすら耐える。

後3キロ、後2キロ、後1キロ、後500mの看板があるのがハルヒル。段々と減っていく数字を見て早く走りきりたいと思いつつ、男根岩を見てスパート。これが行けなかった。岩から後もう一度曲がる前にオールアウト気味。ペースがドカンと落ち、数十秒ロス。最後の最後、飛んでくる声援に答えるべくラストスパートをかけてゴール。軽くイキかけました。


f:id:ichirog:20240515190405j:image

ゴールゲート潜る前にログを停止していた模様。

 

◯レース後について

計測終了地点からゴール地点、及び荷物回収地点まで少し走り移動。榛名湖湖畔の看板は撮影する人の行列ができてました。私も並び、前の人の撮影を手伝い、後ろの方に撮影を依頼するなど。

また、下山待機スペースへの道中、スタッフさんからスポーツドリングをいただけました。山頂での水分補給は死活問題ですので実にありがたかった。


f:id:ichirog:20240515184719j:image

また、下山待機スペース付近には出店があり、食事をして待機ができますが、通信状況が壊滅的。どうやらDOCOMO回線はだめだめのだめでも、ソフトバンク回線、au回線は問題なく通信できていたようです。オノレドコモ。

 

なんてことがありSNSで他参加者さんと連絡を取り合うこ、状況確認ができずどうしたものかと思っていたところ、とすてむさん、佐元さんと合流できました。ありがたや‥。ハルヒルゼッケンについている1,000円分の半券を使い、うどんとナンをいただきました。
f:id:ichirog:20240515184613j:image

なんて美味しさだ。

 

そうそう、下山待機スペース。ここについては早めに自転車を預けておくことが肝心です。出店の前にサイクルラックがあるのですが、そのサイクルラックにかけておくと、下山待機スペースに自転車を預けたことにはならず。おすすめのやり方としては、事前に下山待機スペースに自転車を倒しておき、体一つで出店に向かうことですね。食事を取りつつ、下山待機の時間を過ごせます。私ですか?下山待機スペースに自転車預けるのが遅く、走り終えてから下山するまで2時間ほど待機しました。


f:id:ichirog:20240515185035j:image

手前が待機スペース。奥は自転車下山組です。

 

榛名体育館までのダウンヒルは約1時間ほどかかりますので、事前に手洗いに行っておくことをおすすめします。また、ダウンヒル中もスタッフや沿道の方から「お疲れ様!」「来年も待ってるよ!」と声掛けしてもらえる嬉しい仕様。あったけぇ‥。

 

榛名体育館まで下山したら、榛名体育館にて完走証をもらえます。12時頃は混雑している榛名体育館とその周辺ですが、13時を過ぎるとほぼもぬけの殻。祭りの後って感じがして、これはこれでいいものです。
f:id:ichirog:20240515185441j:image

寂しいも、楽しい。

 

下山後、とすてむさん、佐元さん、ジエジルさんとでお昼ご飯を食べた後、再度シャトルバスに乗車して高崎駅へ。シャトルバス、1時間に一本感覚で運行されてますが、14時台はほぼ人がおらず。バスの中で気絶してたら高崎駅についてましたね。みなさんと解散した後、東横インで荷物を回収し高崎駅から輪行して帰宅しました。帰りの列車ではあまにたさんと途中までご一緒して帰宅。終わってみるとあっという間のハルヒルでした。その夜振り返り放送をした際に観たレース映像は、何故かその日のこととは思えなかった不思議。


f:id:ichirog:20240515185711j:image

榛名体育館付近の出店で食べたもつ煮とやきとり弁当。1,000円でこれは嬉しい。

 

◯完走した感想

目標タイムは切れたけど区切りである1時間は切りたかった。次回は給水なし、目標タイム60分で申請して早めのウェーブでスタートできるようにしましょう。※今回は目標タイムは70分で第8ウェーブ。 次回も天気がいいといいなぁ。

 

◯山頂荷物預け袋について

事前に用意したものの中で実際使ったものには◯、使わなかったものには☓、次回はこれ持参するというものは☆つけておきます。

◯冬用サイクルジャージ(上)

モンベルジオライン

◯ラムネ

いろはす

ティッシュ、目薬、リップクリーム

☓冬用インナー

☓冬用サイクルグローブ

☓ネックウォーマー

☓70Lのゴミ袋

☓ホッカイロ

☆パン、おにぎり、カロリーメイトなど軽食

 

☓については雨天を想定していたこともあり詰め込みましたが、当日は曇りであったので未使用。冬用サイクルジャージとモンベルジオラインがあれば十分でした。その2つも下山途中で脱いで腰に巻いてましたし。

 

〇前日宿泊するホテルにはサドルバッグとフロントバック持参。サドルバッグにはサイクルジャージと、宿泊時の衣類。フロントバックには携帯の充電器やサイコンを入れてチェックイン。

 

〇使い勝手の良かったもの

ハルヒルの山頂荷物預け袋

ドルバックと併用利用できる。普段使いする。

中にシューズと下山バック詰め込んで持ち帰れる。

ズイズイ日記20240528

ズイズイしたので記していきますよ〜。今日は久々に配信しつつリカバリーライド。

 

〇本日のコース:Triple Flat Loops 



〇完走した感想

1時間近く走ってましたね、ご来場いただきありがとうございました!

 

〇今日は何の日?

5月28日はゴルフ記念日
1927年のこの日、第1回全日本オープンゴルフ選手権大会が横浜の保土ヶ谷ゴルフ場で開催されたことに由来し、スポーツ用品メーカー・ミズノの直営店・エスポートミズノが1994年に制定。ゴルフといえばジャンプで連載中の『グリーングリーングリーンズ』おススメです。王賀ちゃんの水着姿が素晴らしiゲフンゲフン。タイガーウッズ凄いと口にするだけで、なにが凄いのかを知ろうとしてなかった主人公が、実際にゴルフをやってみてその凄さを知る…っていうのが1話のあらすじ。打ち切りにならないでおくれよ…?

ズイズイ日記20240523

ズイズイしたので記していきますよ〜。今日は回復走。心拍計もつけずにただ走るだけ、これでも汗をじんわりかくんだから人体の不思議よ

 

〇本日のコース:Volcano Circuit in Watopia



〇完走した感想

短いコースでも走ることが大事と言い聞かせてます。

 

〇今日は何の日?

5月23日はキスの日。~1946年のこの日、日本で初めてキスシーンが登場する映画である、佐々木康監督の『はたちの青春』が封切りされた。当時、映画製作もGHQの検閲下にあり、民間情報教育局(CIE)のコンデが、完成した脚本がその前に見せられたものと違うことを指摘した上、接吻場面を入れることを要求した。主演の大坂史郎と幾野道子がほんのわずか唇をあわせただけだったが、それでも話題を呼び、映画館は連日満員になった~とのこと。そういや日本初の映画っていつなん?と思ったら1898年なんだとか。それまでキスシーンなかったんですなぁ…

ズイズイ日記20240522

ズイズイしたので記していきますよ〜。今日は水夜会アルプに参加。

月末だと富士ヒル本番数日前だからということで、月末じゃないけどアルプ。

初回から数え20回。富士ヒルまでの最後の1回。富士ヒルも今年20回目。

 

〇本日のコース:Alpe du Zwift(Road to Sky)

4月は69分。2月は62分、1月は79分。さて今回はどうか。結果としては63分。

反省点は左足が痙攣して足つきしたことですね。ボトルの水がぶ飲みしたら回復したことから、汗を大量に書いたことで、体内の水分が失われ、血行が悪くなったことと、過剰に同じ筋肉を使ったことでしょう。てなわけで対策は2ラン摂取と水分補給。使う筋肉を変えること。

よかったところはラストスプリント頑張れたこと(垂れたけど)くらくらする。



 

〇完走した感想

泣いても笑ってもあと10日。頑張り切るぞ。

 

〇今日は何の日?

5月22日は【サイクリングの日】日本サイクリング協会が2009年4月に制定。

FTPが上がれば上がるほど、ロングライドすればするほど遠くへ行けるのがサイクリング。でもどれだけ鍛えてもヒルクライムがきついのは変わらないのだ。

ズイズイ日記20240521

ズイズイしたので記していきますよ〜。今日はコース完走目的。心拍計不調につきサクッと完走だけ。

 

〇本日のコース:The 6 Train

〇完走した感想

短いコースでも走ることが大事と言い聞かせてます。

 

〇今日は何の日?

5月21日は探偵の日。
1891(明治24)年のこの日、日本で初めて探偵の広告が新聞に掲載されたため。

探偵と言えば江戸川コナン氷菓のホータローを思い出すねんな。

あざみライン初見の感想


はじめに

ロードバイク乗り始めてからずっと気になっていたあざみラインに行ってきました。ここ最近、200キロライドも獲得2,000mを超えるGRも完走できた今なら行けると思ったので。

 

さてそのあざみラインのルート情報はこちら。全長11.4km、標高差1,160m、平均勾配10% 。世にある激坂の中でもトップクラスのやべぇルートです。

序盤、中盤、終盤。斜度が緩む箇所は数える程度。隙がないよね(誰だこのルートを作ったのは)



f:id:ichirog:20240518203553j:image

 

スタートから3キロ地点の壁画まで

スタートは道の駅須走。道の駅の裏にあるトンネルを抜けるとあざみラインに合流できます。

3キロ地点には鳥の絵が書かれた壁画?があるのですが、そこまでほぼ直登、10%の坂が続きます。序盤から耐える展開です。踏み込んではならないと言い聞かせ、心拍も抑えつつ我慢して登る時間。日光を遮る木々もあまりなく、直射日光でジリジリと焦がされる感覚。ボトルの冷えた水を体にかけ、黙々と進みます。

鳥の壁画まで登りきれば、あざみラインでは貴重な平坦区間。ここで足を止めて補給するのがベストと判断しカロリーメイトを摂取。フルーツ味、久しぶりに食べましたが、昔と味変わったのかしら?思った味よりも濃く感じました。

 

3キロ地点から6.6キロ地点の砂防堰堤まで

3キロ地点から5キロ地点くらいまでは平均7%程度の坂が続きますが、序盤と比べると幾分優しい斜度です。ここも頑張らず淡々と、鳥のさえずり声を聞きながらゆったりのんびりゴールへ一歩一歩。

 

そして問題が6.6キロ地点にある砂防堰堤です。堰堤を避けるように続く道は15%を超え、登りきったら一度、下ります。

 

この下りを終えると‥いよいよあざみラインは真の実力を発揮しています。18%の坂のお出ましです。斜度も厄介ですが、道幅が狭くなるのも厄介。あまりの斜度、ハンドルにしがみつくような前傾姿勢を取り、ペダルを踏み込まないと転倒しかける傾斜。斜度がきつすぎると、車体のコントロールに手一杯になる。こんな坂は初めてでした。明神三国はまだ、道幅が広かった分、心理的に余裕がありましたが、あざみの18%は道が狭い。これが怖い。後ろから車来ないでと祈る時間でした。

 

6.6キロ地点の砂防堰堤から9キロ地点付近まで

砂防堰堤から大体7,8キロ地点までほぼ18%です。とてもじゃないですが自転車で登り坂ではない。ふともも、ふくらはぎ、腰が痛むこともあり、落車する危険性もあったので押し歩きを選択。

 

8キロ地点付近で一度腰を下ろしてラムネと塩タブレット、ゼリーを3つ補給。残りは約3キロなれど、満身創痍。これまでいろいろな坂を越えてきたから、あざみも行けるはず。そう思ってはいましたが、相手はあくまで最強あざみライン。無理に登ってはいけない。この補給は大正解だったと自負してます。

ひたすら上り続けていると、疲れていることもあり判断力が鈍ってしまうことも防ぐため、時間を取って休憩。最後まで完走しきれば誰でも優勝なのです。道中どれだけ休んでもいいのです(暴論)

 

9キロ地点付近からゴールまで

9キロ地点付近からも大体10%の坂。ペダル漕いでも時速4キロと、ほぼ速歩きと同じじゃないか‥。と思えど、歩くよりかは幾分早いためやっぱりペダルを漕ぐ時間帯。ただ、あまりにも斜度が暴力的なので時速2キロの押し歩きもして進む進む。すると、9、10、11キロ地点はなんと時々平坦と下り坂がでてきます。あざみライン、優しい所あるじゃん‥と、DV彼氏がたまに優しくしてくれたからときめく彼女の気持ちがわかりかけてしまうバク。まぁ平坦の後も、下り坂のあとも、登り12%でぶってくるのがあざみさん。クライムproの表示で残り400m、上りは21mと表示されてからは頑張りました。ここまで来たらゴールはすぐそこ。美味しいご飯が待っているから!

 

 

最後の折り返しを終えると、視界が開けてきて、富士山らしき姿がチラチラ見えてきます。ここまでくればゴールはすぐそこ。富士山が見えたら右折すると、富士山須走口五合目の山小屋、菊屋さんに到着です。所要時間実に2時間10分。あざみライン完走です。
f:id:ichirog:20240518203525j:image

 

五合目での出来事

菊屋さんでは椎茸茶のサービスをいただけました。これが実に美味しかった。味が濃い目の椎茸茶、あざみラインに分からされた体と心を癒やしてくれる‥。そしてお食事もいただけます。注文したのは山菜うどん。うどんの麺、おつゆ、具材の山菜にかぼちゃの天ぷら。今この瞬間、最も美味しい食べ物でした。あまりの美味しさについ完飲完食。ハンガーノック防止の為です。仕方ないね(もっと食べたかった)
f:id:ichirog:20240518203532j:image

 

山菜うどんと椎茸茶で幸せを噛み締めて駐輪所に向かうと、あざみラインを登ってきた自転車乗りの方と遭遇。少しお話をしたところ、午前中はスバルラインを走り、午後はあざみラインを走ったとおっしゃってました。な、なんて丈夫な体なんだ‥。

このあとあざみラインのダウンヒルで後ろからぶち抜かれてさらに驚きました。やはり脚、脚がすべてを解決するのだろう‥。

 

そして菊屋のオジサマに聞いたところ、富士山の看板は駐車場へ続く道の脇にあるとのこと。ここまで来たら登りきってやろう、ということで看板で撮影したあと、駐車場までプチヒルクライム
f:id:ichirog:20240518203617j:image

 

この駐車場はツアー・オブ・ジャパン富士山ステージのゴール地点。つまりここまで登りきったということは真の意味でツアー・オブ・ジャパン富士山ステージコース完走、ということですね。完走した感想ですか?あざみラインを足つきもせずに40分で完走する選手は人間じゃない(褒め言葉)
f:id:ichirog:20240518203623j:image

 

下山するためモンベルのジオライン、冬用グローブを装着しいざダウンヒル。登りは2時間10分かかったあざみライン、下りはわずか30分で下山完了。強烈な登り坂は、強烈な下り坂になり、地球の重力の後押しを受けてバンバン加速。特に鳥の壁画からあざみラインのスタート地点までのストレートは最高にハイな気分になりましたね。あまりにも加速するもんだから、アクセルシンクロできそうだった。

 

ゴールしてからの後語り的なやつ

あざみラインを完走した後は足柄駅近くにあるあしがら温泉に入浴し、足柄駅から輪行して帰宅することにしました。あざみライン登っている途中何度もふらついたこともあり、日も沈んでからのナイトライドをするのは危険と判断したためです。※本当はフロデリタイアしたかっただけ。

 

ちなみにあしがら温泉の入浴料は600円。持ち帰りのタオルも含めると850円と良心的価格。なにより露天風呂から富士山を見ながらのんびりできるのが+223点。サウナ水風呂、まったりする椅子もあり。ここを実家としたい。

 

f:id:ichirog:20240518204345j:image

↑あしがら温泉のフォトスポット。こういう窓好き。


f:id:ichirog:20240518204349j:image

暖かい光があたる足柄駅。あしがら温泉からの道のりは下りのみなので、温泉に入ってさっぱりした体のまま列車に乗れるのが嬉しい。

 

まとめ

あざみライン、噂に違わぬ激坂でした。斜度だけで言えば明神三国も近いものありますが、明神三国と比べてとにかく長い。道が狭い。何より高地であることから酸素が薄い。補給食を持参しておくことはもちろん、無理して登ろうとしてはいけない坂ですね。押し歩きはどんどんやっておくのが正しい判断だと自身を持って言えます。

 

また、6.6キロ地点以降は斜度が誇張なしに10%を下回る区間がほぼなしと、ルート作成者に呪詛をかけたくなる設計です。たまーに出てくる5%区間や、残り9キロ地点以降ちょこちょこ現れる平坦区間はペダルを踏む。斜度10%以上の区間は押し歩き、またはゆっーっくりペダルを踏むで対応するべきですね。

これまでのどんな坂よりも攻略に苦労した坂でしたが、その分、ゴールしたときの感動はひとしお。ゴール地点手前まで空を覆い隠していた木々がなくなり、富士山が姿を見せてくれたときの感動は‥ぜひ味わってほしいです。

 

まとめると、あざみライン完走は自信になるが、一度登ればいいかな、という坂でした。二度目はあるのかなぁ‥。

ズイズイ日記20240515

ズイズイしたので記していきますよ〜。今日は水夜会参加!コースはマクリ島の新コースを8周する回。ぜってぇきつい(確信)(1か月ぶり2回目)念のためエアコン冷房オン。これで暑さ対策もばっちりって算段です。

 

〇本日のコース:水夜クリテ!マクリの新コース!(うち2周はパレードラン)



 

〇完走した感想

第二集団のトップでゴール(嬉しい)でも第一集団とは2分も差がついている。これがPWRの差か…。まぁそれはそれとして。今回のコースは登りと下りがはっきりしているコース。登りは抑えて、下りは少し頑張る。を繰り返してラスト一周。登りを頑張って飛び出した後、下りも踏み、ラスト登りは通話していたアレクさんたちから声援を受けて頑張りました( ´∀`)

 

〇今日は何の日?

5月15日はヨーグルトの日。由来はヨーグルトを研究したロシアのメチニコフ博士の誕生日。明治乳業が制定したが、現在では特にイベントは行っていない。とのこと。

ヨーグルトっていうと小春六花ちゃんを連想するようになりました(洗脳済み)

おいヨーグルトくわねぇか(言ってない)