◯はじめに
2024年5月12日(日)群馬県高崎市で開催された第12回榛名山ヒルクライム in 高崎、通称『ハルヒル』に参加してきました。コースは初心者コース、榛名神社コース、榛名湖コースの3つがあるのですが、参加したのは榛名湖コース。結果タイムは1時間1分36秒と、目標にしていた70分切りはできたものの、もう少しで1時間切りができたと思うと悔しい結果となりました。反省点、改善点含め大会に参加するまでに準備したこと、大会前日、当日にしたこと等記しておきます。次回参加する自分のため、これからハルヒルに参加する誰かのため。
1時間切れない結果は、20代の参加者だと300人中200位ほど。みんな早いねぇ。
◯大会までの準備編
大会に参加するために必要なこと‥体力づくり?機材のグレードアップ?もちろんそれもありますが、一番はそう、エントリーすることですね。Runnetから申込と入金確認を行って一安心です。入金時のオススメはクレジットカード決済です。コンビニ支払いはやめておきましょう(1敗)
2024年は1月20日にエントリー開始されましたので、次回以降も1月中旬〜下旬にエントリー開始されると思います。
4月中旬頃、ハルヒル運営より封筒が自宅に届きます。中身はハルヒルの案内、下山用荷物を入れる袋。
荷物袋は大会前日に預けると、大会当日、榛名湖で受け取ることができる袋です。中に入れておくべきものは下山する際用いる装備です。榛名湖付近は割と冷えると聞いていたので冬用ウェアなどを入れたり。実際のところ、大会当日の天気は曇り。スタート地点の気温は22℃程度でしたが、榛名湖は15℃程度‥だった気がします。遮るものがないので風が吹き付けると肌寒く、夏用のウェアだと冷えました。下山用荷物については別途まとめます。
◯大会前日について
ハルヒルの舞台は群馬県高崎市。ということで高崎までの移動は輪行をチョイス。最寄りの登戸駅から高崎駅へ向かうルートの中で、最も乗り換え回数の少ない、登戸駅〜川崎駅〜高崎駅ルートを選択しました。乗り換え内容としては南武線で川崎、川崎から上野東京ラインに乗車し高崎まで。上野東京ライン高崎行に乗車するコツとしては、最も横浜寄りの15両目に乗車することですね。先頭の東京寄り1両目〜5両目は籠原駅で切り離されてしまうので、もし乗車してしまうと輪行袋を持って移動する手間が生じるためです。
※輪行といえは毎回悩むのが、列車に乗るたに輪行袋をおけるスペースを確保しないといけないこと。
毎回先頭車両、または最後尾の車両乗車位置まで移動することと、乗車するまで輪行袋を置けるスペースが空いているかわからないドキドキと向き合わないといけないのです。
そして移動とドキドキは乗り換え回数が増えるのに比例します。正直減らしたい。なので、料金が少し高くなっても、乗車時間が少し伸びても輪行するときは乗り換え回数の少ないルートを選ぶようにしています。‥移動ルートが一つである場合や緊急時は除きますけども。
登戸から約3時間30分ほどで高崎駅到着。ハルヒルは前日受付を榛名体育館か高崎駅東口特設コーナーで実施可能なので、高崎駅で受付すると楽です。
また、下山用荷物を高崎駅で預けることも可能です。さらには自転車をトラックに預けて会場まで持っていってもらうことも。ただし、自転車を預けた場合、会場までシャトルバスに乗って移動する必要があります。※高崎駅から榛名体育館まで約45分。
前日に自転車を預けるメリットとしては、当日自転車預けをする手間を省けること。係の人曰く、当日の朝は自転車預けをする人の行列ができるとのこと。実際大会当日は自転車預けをする人の列ができてました。
ということで自分は大会前日の自転車預けを選択。シャトルバスに乗車し、榛名体育館近くのスペースで下車。その後、榛名体育館の自転車預けスペースまで移動し、自転車を預けました。預ける際、本人確認のため名前とゼッケン番号を聞かれるので、ゼッケンを持参しておくことをオススメです。私はゼッケンを持参してなかったので、名前と住所で本人確認していただきました。自転車を預けた際、自転車に針金でタブをくくりつけ、半券を持参します。翌日自転車を受け取る際半券を係の人に渡すので、忘れないようにしましょう。
トラックに丁寧丁寧丁寧に梱包されて会場までドナ・ドナされる愛車。輪行袋のまま預けることも可能です。
自転車を預けるのは体育館の一室のなか。とはいえ念の為鍵をかけておくと安心です。にしてもすごい台数です。自転車の展示会場かしら。
受付会場は東口なので反対口になってはしまいますが、高崎駅から徒歩5分の好立地。お値段は会員価格で6,800円。チェックイン前や、チェックアウトした後でも荷物預け可能の親切な宿です。オススメ。
14階の部屋から見える景色も良いものです。どの部屋泊まれるかはランダムではありますケド。
それと高崎駅西口にはイオンスタイルがあるので、朝食や補給食の調達が可能です。ただし、前日の時点でおにぎりは自転車乗りによって狩り尽くされてました。恐るべし自転車乗り。
ここからは雑談。高崎駅で輪行解除し前日受付をしているとたたみすさんと合流。事前にオークリーのアイウェアをお得価格で譲っていただけるとお話していたため、前日にNEWアイテムをいただけました。早速レースで使用したところとても使い勝手が良かったです。ありがとうございました!
また、会場で自転車を預けた後体育館にてみずさんと合流。物販コーナー巡りにお付き合いいただけただけでなく高崎駅まで車で送っていただけました。物販コーナーでオススメいただいたRLの靴下、大会当日に履いてみたところ具合の良いのなんの。色々お世話になりました、ありがとうございました!
それと高崎駅にてあまにたさん、とすてむさん、みずさん、らんらんさん、ジエジルさん、佐元さん、よしみつさん、fuminnnさん、すぺさん、カルカルさんとでパスタのお店、はらっぱさんへ。スープ特盛のパスタはもはやラーメン。麺を大盛りしたところスープの下から無限に湧いてくるかのような量で大満足。次食べる時は普通盛りにします。ご一緒してくださりありがとうございました!
◯大会当日について
当日は朝3時に起床し、前日高崎駅前のイオンスタイルで購入した白米と味噌汁を食べました。バナナは買い忘れました。反省。
食後、着替えに荷物整理をした後、チェックアウト手続きと東横インフロントにて荷物預けを行い、4時40分頃高崎駅からシャトルバスに乗車し榛名体育館へ。
※東横インに預けたのはホテルで使用した衣類を詰め込んだサドルバッグ、充電器やサンダルを入れておいたフロントバッグ、貴重品を持参する際用いたウェストポーチ。
会場へ持参したのは自転車につけるGarmin、GoPro、スマホ、財布、シューズ、ヘルメット、いろはす、のど飴。これらは当日預け荷物袋に入れて会場へ。
さて、シャトルバスによる会場移動についてですが、当日は交通渋滞が発生していたため、前日走っていないルートで体育館へ移動。Googleマップを開くと、体育館と反対方向へ進路を変更し移動している様子を見て「どうなるんだこれ」と思っていたのは内緒。4時40分のバスに乗車し、会場には5時20分頃到着してました。
バスを下車した後、榛名体育館で自転車を回収し、不要ないろはすやのど飴などを詰めた袋を、当日荷物預けコーナーに預け、選手集合地点へ移動。でもってRice Onジャージを着ている皆さんの元へ合流すると、私もRice Onジャージを着ていたこともありテレビ局の取材を受けました。放送されるかな?かな?
さて、私は今回第8ウェーブでの出走だったのですが、レーススタート移動まで大体1時間程度待機することに。手洗いに向かったり、写真撮影したりするも‥やっぱり手持ち無沙汰。会話していたいなぁ‥と思っていたところtoshiさんとお話できたのはありがたかった‥。ありがとうございました。
レーススタート地点までは亀並みにゆったりとした進行。第1ウェーブが7時にスタートしている中、我々第8ウェーブは7時30分頃のスタート‥のハズでしたがスタートしている地点近くにある手洗いによっていたため、いつの間にか第11ウェーブスタートの皆さんとご一緒することに。確か7時45分頃ですね‥。次回の反省点は、手洗いは事前に済ませておく、です。
ここまでをまとめると、食事してから約4時間半後にレーススタートする、ということです。
スタートの号令までの待機時間で撮影もできたり。
◯レース展開について
第11ウェーブだとスタートしてからひたすらマイペース‥といいつつ、沿道の応援もありどんどん他の選手を抜いていくペースで進むことに。正直抜くのは楽しかったです。ハルヒルは沿道の応援の声がトニカク大きいし、応援してくれる方がいるのが嬉しいのなんの。こちらからもブンブン手を振りながら加速してました。そして手を振りつつ、計測開始地点を超えてからGarminのスタートボタンを押し忘れていることに気づくのでした。来年はスタート地点でボタンを押しましょうね。
さてさて。初心者コースゴール地点の一の鳥居は平坦区間、かつカメラマンが居たので加速。踏みどころさんです。榛名神社までは給水しつつ斜度8%程度の坂を耐える区間。後ろから来た人について移行したら千切られました。
榛名神社の鳥居からちょっとだけ平坦なのでここでも踏み込む。踏み込んだ先に待っているのは14%の坂。ここもひたすら耐える。
後3キロ、後2キロ、後1キロ、後500mの看板があるのがハルヒル。段々と減っていく数字を見て早く走りきりたいと思いつつ、男根岩を見てスパート。これが行けなかった。岩から後もう一度曲がる前にオールアウト気味。ペースがドカンと落ち、数十秒ロス。最後の最後、飛んでくる声援に答えるべくラストスパートをかけてゴール。軽くイキかけました。
ゴールゲート潜る前にログを停止していた模様。
◯レース後について
計測終了地点からゴール地点、及び荷物回収地点まで少し走り移動。榛名湖湖畔の看板は撮影する人の行列ができてました。私も並び、前の人の撮影を手伝い、後ろの方に撮影を依頼するなど。
また、下山待機スペースへの道中、スタッフさんからスポーツドリングをいただけました。山頂での水分補給は死活問題ですので実にありがたかった。
また、下山待機スペース付近には出店があり、食事をして待機ができますが、通信状況が壊滅的。どうやらDOCOMO回線はだめだめのだめでも、ソフトバンク回線、au回線は問題なく通信できていたようです。オノレドコモ。
なんてことがありSNSで他参加者さんと連絡を取り合うこ、状況確認ができずどうしたものかと思っていたところ、とすてむさん、佐元さんと合流できました。ありがたや‥。ハルヒルゼッケンについている1,000円分の半券を使い、うどんとナンをいただきました。
なんて美味しさだ。
そうそう、下山待機スペース。ここについては早めに自転車を預けておくことが肝心です。出店の前にサイクルラックがあるのですが、そのサイクルラックにかけておくと、下山待機スペースに自転車を預けたことにはならず。おすすめのやり方としては、事前に下山待機スペースに自転車を倒しておき、体一つで出店に向かうことですね。食事を取りつつ、下山待機の時間を過ごせます。私ですか?下山待機スペースに自転車預けるのが遅く、走り終えてから下山するまで2時間ほど待機しました。
手前が待機スペース。奥は自転車下山組です。
榛名体育館までのダウンヒルは約1時間ほどかかりますので、事前に手洗いに行っておくことをおすすめします。また、ダウンヒル中もスタッフや沿道の方から「お疲れ様!」「来年も待ってるよ!」と声掛けしてもらえる嬉しい仕様。あったけぇ‥。
榛名体育館まで下山したら、榛名体育館にて完走証をもらえます。12時頃は混雑している榛名体育館とその周辺ですが、13時を過ぎるとほぼもぬけの殻。祭りの後って感じがして、これはこれでいいものです。
寂しいも、楽しい。
下山後、とすてむさん、佐元さん、ジエジルさんとでお昼ご飯を食べた後、再度シャトルバスに乗車して高崎駅へ。シャトルバス、1時間に一本感覚で運行されてますが、14時台はほぼ人がおらず。バスの中で気絶してたら高崎駅についてましたね。みなさんと解散した後、東横インで荷物を回収し高崎駅から輪行して帰宅しました。帰りの列車ではあまにたさんと途中までご一緒して帰宅。終わってみるとあっという間のハルヒルでした。その夜振り返り放送をした際に観たレース映像は、何故かその日のこととは思えなかった不思議。
榛名体育館付近の出店で食べたもつ煮とやきとり弁当。1,000円でこれは嬉しい。
◯完走した感想
目標タイムは切れたけど区切りである1時間は切りたかった。次回は給水なし、目標タイム60分で申請して早めのウェーブでスタートできるようにしましょう。※今回は目標タイムは70分で第8ウェーブ。 次回も天気がいいといいなぁ。
◯山頂荷物預け袋について
事前に用意したものの中で実際使ったものには◯、使わなかったものには☓、次回はこれ持参するというものは☆つけておきます。
◯冬用サイクルジャージ(上)
◯モンベルジオライン
◯ラムネ
◯いろはす
◯ティッシュ、目薬、リップクリーム
☓冬用インナー
☓冬用サイクルグローブ
☓ネックウォーマー
☓70Lのゴミ袋
☓ホッカイロ
☆パン、おにぎり、カロリーメイトなど軽食
☓については雨天を想定していたこともあり詰め込みましたが、当日は曇りであったので未使用。冬用サイクルジャージとモンベルジオラインがあれば十分でした。その2つも下山途中で脱いで腰に巻いてましたし。
〇前日宿泊するホテルにはサドルバッグとフロントバック持参。サドルバッグにはサイクルジャージと、宿泊時の衣類。フロントバックには携帯の充電器やサイコンを入れてチェックイン。
〇使い勝手の良かったもの
⇛ハルヒルの山頂荷物預け袋
サドルバックと併用利用できる。普段使いする。
中にシューズと下山バック詰め込んで持ち帰れる。