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ロードバイクでゆるポタした日々の記録です( ´∀`)

【熱海~河津】河津桜を見に東伊豆でグループライドした話

 

 

河津桜が見頃を迎えました

今回訪れるのは静岡県河津。目的は河津桜を見ること。当初は3月2日に見に行く予定でしたが、例年より満開の時期が早く、2月上旬には既に咲き始め。3月にはもう見頃は過ぎているに違いない。ということから日付を2月17日に変更。一足早い春を見に東伊豆を走っていきます。

また、今回はとすてむさん主催のグループライドです。Akuさんと私、合計3名でのライド。小田原駅に7時集合でしたが、私は寝坊により遅刻。熱海駅まで輪行し合流することに。(ホントウニモウシワケナイ)。

 

今回はグループライド。熱海『お宮の松』にて合流※私が寝坊したため

 

〇熱海~城ヶ崎海岸

熱海から135号線を走り一路伊東へ。熱海付近は下田方面へ向かう車が多く自転車は肩身が狭い。「坂登遅くてすまない…」と後続車へ思いを馳せつつ、道の端っこを走る、広い場所で退避して後続車を先行させる、時には踏んでスピードに乗るなどを繰り返して前へ前へ。135号線、4車線にならないかなぁ…地形的に無理かぁ…。

 

10時30分ごろ、道の駅マリンタウン伊東に立ち寄り休憩。この道の駅は2階にレストランがあり、そこで軽食を取ろうとしたものの、レストランの営業開始は11時からということで軽食にシフト。1階で営業していた『まる天』にて『海老マヨ棒』購入。これは良い一品でした。一口で口いっぱいに頬張れる大きさ。確かな歯ごたえ。あふれるマヨネーズ。これこれ、こういう練り物大好き。

食べているとき「以前も似たようなもの食べたことあるな」と思い調べたところ、『まる天』はなんと三重県の名物。「伊勢神宮で食べたあれか!」とビビットきたものです。数年越しに、それも静岡県三重県の名物を食べることになろうとは。物流万歳。

道の駅 伊東マリンタウンにて『まる天』海老マヨ棒。旨し。

 

道の駅伊東からは135号線から離れ109号線へ。135号線は山道、且つ車の往来が多く、かなり上るコースですが、109号線は海沿いで車の往来少なめ。海小屋や海水浴場などが点在しているこのコースは、内陸部を走っているだけでは見れない景色。確かに135号線を走った方が河津に早く到着できるも、こういう景色が見れるのであれば遠回りのルートを走れてよかったと思うものです。

 

川奈海水浴場近くにて

その109号線も川奈から一旦山間部へ。山間部は山間部で河津桜が咲いている様子を見れるルート。そしてまた海沿いの道へ。109号線は海に山にと景色の変化に富み、かつ車の往来も少ない。自転車乗り向けの道だと実感するのでした。

富戸港は『ぼくのなつやすみ2』のモデル。あの防波堤から定期船が出ていたんだ…

富戸(ふと)から109号線を外れ立ち寄ったのは『城ヶ崎海岸』。大室山が噴火した際に流れ出た溶岩と海の浸食作用で造られた海岸。むき出しの柱状節理に人が立ち入ることのできないような入り江を見ると、「自然ってのは凄いな。よくもまぁこんなデザインを形作ったもんだ」と思うのでした。

 

 

城ヶ崎海岸~河津

城ヶ崎海岸を出発してからは109号線、そして135号線に合流。城ヶ崎海岸のある伊豆高原から河津までの主要道、135号線は下り基調、かつ海沿いの道であることから自然とペダルを回す速さも加速。そんな道でも広い退避スペースがあればつい立ち止まってしまうのは、休憩のためでもあるし、目に入ってくる河津桜を撮影したいから。河津に到着する前から河津桜成分をたっぷりと補給するのでした。

 

 

中でも格別だったのがセブンイレブン伊豆白田店付近、白田川沿いの河津桜。川の流れに沿って植えられた満開の河津桜はまるで桜のトンネル。確かに河津の河津桜のほうが桜並木も遠くまで続いているも、大きな違いは人の多さ。河津は桜の数よりも桜を見物する人のほうが明らかに多く、前に進むのも大変なくらい。しかし白田川沿いは人も片手に数える程度。おかけでゆったりと写真撮影も堪能でき、ホクホクでした。

 

 

伊豆白田から先、河津までは約15キロ。1時間程度であるものの、途中休憩を挟みつつ進むのもグループライドの楽しみの一つ。お二人にお願いして立ち寄ったのは『伊豆オレンヂセンター』。『ゆるキャン』でも登場するこのお店の名物は『ウルトラ生ジュース』。一杯飲んだら3年長生き!というフレーズはあまりにも魅力的。目の前でミキサーを使ってみかんが擦りつぶされ作られる一杯は実に美味しい。コンビニで売っているオレンジジュースとは違い、ミカンを丸ごと食べているような、しかし飲み物…と、唯一無二の逸品。なんでこんなにも美味しく元気があふれてくるのか。どうやら秘密はジュースに入っているはちみつにあるようです。酸味のあるみかんと甘みのあるはちみつを同時に味わえる…また飲みたいなぁ。



熱海から走ること(寄り道たっぷり)6時間。時折吹いてくる横風に煽られ、肌寒さを感じつつ、15時頃ようやく河津に到着。肝心の河津川付近に立ち並ぶ河津桜は、人人人。日本語よりも中国語や英語が飛び交うカオスな空間が河津にありました。

 

 

 

 

 

「これはとてもゆっくり歩きまわれそうにもない…」「それにここまで軽食しか摂ってない、お腹…空いた…」といったこともあり、ご飯を頂くことに。

立ち寄ったのは『食事処 こっちゃん』。googleマップを見て15時過ぎても営業しているお店というだけで立ち寄るも大当たり。『ミックスフライ定食』にはエビフライ、アジフライ、いわし梅しそフライと、3つもフライが。空腹であったこともあり箸がすすむすすむ。揚げたてのフライは人を幸せにしますね。

 

河津に着いて食事も終え、3人とも「もう満足したし帰るかぁ…」となり河津駅から輪行して帰路へ。懸念していたこと、「河津駅から乗車するお客さんが多く、輪行袋置けない疑惑」も、リゾート21(7両編成の普通列車)に運良く乗車できたことで解消。列車のデッキは広ければ広いほど嬉しいのものです。

 

河津駅前にて。

 

〇おわりに

熱海から河津へ、東伊豆の海沿いを基軸に、時には山沿い、時にはアップダウンを楽しみつつ、何度も寄り道をして食事をしたり、今しか見れない満開の河津桜を見る、撮るなどでき大満足。グループライドを企画してくださったとすてむさん、ご一緒してくれたAkuさん、ありがとうございました。また河津桜を見に行きたいと思うのでした。

 

おしまい。