ささつづAutumnリバイバル公演前日だぁ!
と、テンション上がっていたところ気になるポストが。
【プレスリリースのお知らせ】
— アイ・ペアーズ株式会社【公式】 (@ipairs) 2024年2月9日
明日2月10日に開催の『ささら&つづみ Autumn ~晴れ舞台!~』の詳細について本日リリースを公開いたしました。
高臨場感ライブビューイングシステム『Distance…
GPAP‥ってなんだぁ?ポストの続きにもあった記事を読むもんにゃぴ‥だったので調べてわかったことをつらつらと。
続きにあった記事はこちら。YAMAHAさんの技術すげぇ…
◯そもそもGPAPって?
GPAP。読みは『ジーパップ』
General Purpose Audio Protocolの略。汎用音声プロトコルといったところか。特徴は音声(mp3)、映像(mp4)、照明、制御信号といったファイル形式が違うデータをオーディオデータ(wav)に統一して記録、再生できること。
◯ごめん、GPAPって何がどうすごいんだ?
そうさな、まず、ライブに必要なデータは何か?音、映像、照明器具による光の演出など…いろいろあると思う。そしてその音や映像、光は電子データとして扱えるのだが…実は異なる機械で制御されている。例えば照明器具は『DMX』という規格で制御されている。規格が統一されていることで、どのメーカーの照明器具であっても、DMXケーブルを用いてコントローラーに繋ぐことで、照明器具から放たれる特定の色の光の明るさを変更する、点滅させる、照明器具を水平方向に動かす、垂直に動かすなどができる。この照明器具の動きを電子化したファイルが【DMXファイル】。このDMXも専用のソフトウェアで制御できてぇ…。
また、レーザーを制御する『ILDA』という規格もある。簡単に言えばレーザー演出するならレーザーコントローラーとレーザーを放つ機械をILDAケーブルで繋いで制御し。レーザービームを放てるようになるもの。そう、レーザーを制御するときの電子指示が詰まっているデータが、【ILDAファイル】。で、そのILDAファイルは専用のソフトウェアで制御できてぇ…。
他にも電子楽器同士を繋ぐ『MIDI』であったり、音源データの『wav』など。
そう…ライブというのは裏で様々なファイルや機器が互いにそれぞれ異なるファイル形式のデータを、それぞれの機器や専用のソフトウェアで制御し、同期を取りながら処理され、変換されることで音となり光となり映像となり、我々の目に『ライブ』として表現されてきた‥しかし、ファイル形式の異なるデータの同期、再生を行うためにはトンデモ処理が必要で、コンピューターに大きな負荷を与え、処理落ち、もっと言えばコンピューターがダウンしてライブが止まってしまう…なんてリスクがあったり。そのリスクを避けるため、これまで泣く泣く切り捨ててきたデータや処理があった‥(と思う)
だが、今は違うっ!(ギュッ)
照明器具の【DMAファイル】、レーザーの【ILDAファイル】。音源データの【wavファイル】などなど。形式の異なるファイルでも【GPAP】専用の制御装置に繋いで処理すればどんなデータもwav形式に統一。結果コンピューター上では1つのソフト上で音声、照明、レーザーデータを並列編集可能なのだ。すげぇ!(ジッサイスゴイ)
◯んーと、つまり‥?
ここからは推測ではあるが‥音ズレがなくなる、と推測している。これまでのささつづWinter、Autumnではりはびり〜ずの超絶技巧により、映像画面を見なくとも生演奏をし、ささらちゃん、つづみちゃん、タカハシとセッションをしていた。しかしそこは生物。現実の楽器の音とCeVIO三人組の歌声に強弱の差があり聞きづらいということもあった。(それも好き)ほかにも曲自体のテンポが違う場合、演奏する側もスピードを調整する必要があることから、若干の音ズレを感じることがあった(Autumu初回、God knows///から星座になれたらのつなぎの部分、ズレてたように感じた印象アリ)
だが、GPAPを使えば‥同一ソフト上で音、演出を制御できることから【狙ったタイミングで狙った音】を出せる。ゆっくりムービーメーカーでライブを作るようなイメージ。そして、【演出、映像の強弱をはっきりとつけられる】とも。まぁ普段ライブに携わっていない一般人の話だから、違いが分かるかどうかはあれだが‥。逆に言えば私のような一般人でも明らかに初回Autumnとの違いがわかれば、GPAPを用いたライブの凄さが分かるんじゃあないかな。
◯となると、リバイバルではどんな演出があると思うんじゃ?
まずライブ予定時間が1時間30分ということは前説からあるんじゃないかと推測。ときざきさんの動画(【劇場】こうして乙女のヒミツは不定なのだ【#CeVIO10周年トークコンテスト】)が流れること期待していたり。大画面で動画見るの楽しそう。
それとライブ自体は1時間30分弱のPVを見ているような演出になるんじゃないかな。曲と曲のつなぎで会場も映像も暗転したりとかね。見てみたいなぁ。個人的に見たみたいのがささらちゃんが歌う『夕暮れ、トタン屋根の下で。』の背景映像が下灘駅になっているやつ。SEでさざなみとか、暖かい照明の演出とか…
何より楽しみなのがどんな音が聴けるか、ということ。
あ、あとライブの〆であると嬉しいものが2つ。
リバイバル公演の配信決定告知。
それと『ささつづSummerクラウドファンディング実施!』
この2つがあったらどれだけ嬉しいか。
リバイバル公演配信については【ある】と踏んでます。なぜって?ヤマハのGPAPリリースページに『インターネット動画配信システム Live Extreame と組み合わせることで、GPAPで記録したマルチメディアコンテンツの配信が可能になります』と書いてあったからですね。当日、我々観客の歓声もきっとwavファイルの一部として取り込まれた特別バージョンで配信されるでしょう(歓喜)
『ささつづSummerクラウドファンディング』についてはリバイバル公演配信後、24年の夏頃にあるかなと。あって(懇願)
〇〆
‥以上、GPAPについて調べた素人の話でした。調べれば調べれるほどGPAPの凄さと、これまで照明器具と映像は別の器材で制御してたのか(驚愕)と驚いたり。これで明日のライブがより楽しみになったぞ( ´∀`)